【完全保存版】面接で差がつく自己PRの作り方|たった一つのテンプレで通過率UP!

「自己PR、どう話せばいいか分かりません…」

就活生の面接対策をしていると、こんな声を本当にたくさん聞きます。
とくに多いのがこの2つ。

  • 自分の強みが何か分からない
  • 何をどう話せば評価されるのか分からない

でも、安心してください。
自己PRには「伝わる型(テンプレート)」があります。

今回は、実際の就活指導現場で何百人もの通過率を上げてきた「自己PRテンプレートの使い方と作り方」を、具体例つきで解説していきます。


まずは全体像:自己PRはこの型に当てはめればOK!

自己PRがうまく話せない人の多くが、いきなり「自分ってどんな人間だろう?」から考え始めてしまいます。

でもそれって、答えにくくて当たり前なんです。

そこでオススメなのが、この順番で考えていく方法です。


✅ 自己PRテンプレート(話す順番)

  1. タイトル(私は◯◯な人間です)
  2. 前置き(何の話をするか)
  3. 課題(困難や問題点)
  4. 決意(どう向き合ったか)
  5. 工夫・実行(具体的な取り組み 2〜3個)
  6. 結果(数字など客観的成果)
  7. タイトルの繰り返し(だから私は◯◯な人間です)

自己PRを“作る順番”は話す順番と逆!

話す順番は上の通りですが、考えるときは逆からがオススメです。

✅ 作るときの順番はこう!

  1. 結果から考える
  2. →その結果を生んだ**具体的行動(工夫)**を思い出す
  3. →その前に直面していた課題・問題を思い出す
  4. →そこにどう決意して取り組んだか
  5. →最後にタイトルをつけて全体をまとめる

結果から考えると自己PRは一気に作りやすくなる!

まずは「自分がやったことで、相手が“すごいね”と思いそうな結果」を探してみてください。

たとえば…

  • 塾講師のバイトで担当生徒5人全員が志望校合格
  • アルバイト先で売上を前年比120%にアップ
  • TOEICスコアを半年で200点UP
  • ゲームの全国大会でベスト8に入賞

数字や実績があると、一気に信頼性が増します。

「え、それすごいじゃん!」と思ってもらえる“結果”をベースに自己PRを組み立てていきましょう。


エピソード選びのコツ|「優しい人」はNGワード⁉

「私、優しいってよく言われます」
これ自体は悪いことではありません。でも…

「優しい人」で成果を語るのって、実はめちゃくちゃ難しい。

なぜなら、面接官が聞きたいのは「仕事で活かせそうな強み」だからです。


✅ 面接に強いエピソード例

  • アルバイト:責任感・成果・顧客対応などが見えやすい
  • 勉強:努力や継続力が伝わりやすい(資格取得なども◎)
  • 部活・サークル:リーダー経験、継続力、協調性が表れやすい
  • 趣味:極めていれば立派なPRネタ(eスポーツ、作曲、登山など)

具体例で徹底解説!塾講師バイトを使った自己PRの作り方

ここでは、実際によくある「塾講師バイト」の例を使ってテンプレートに当てはめてみましょう。


✅ Step1:結果(ゴール)

担当していた生徒5人が、全員志望校に合格しました。


✅ Step2:工夫・行動(3つ)

  1. まずは生徒と信頼関係を築いた
     → プライベートな話題で打ち解け、勉強に向き合える関係を構築
  2. 宿題を個別最適化した
     → 生徒のレベルや志望校に合わせて、無理なく効果的な課題設計
  3. 家庭環境にも配慮した
     → 親御さんとも面談し、自宅での学習環境をサポート

✅ Step3:課題・決意

  • 生徒のほとんどが勉強嫌い
  • 志望校のレベルには到底届かない学力

「どうにかして全員を合格させたい」と決意し、粘り強くサポートを続けました。


✅ Step4:前置き

私は大学時代、3年間塾講師のアルバイトをしていました。


✅ Step5:タイトルの繰り返し

このように、困難な状況でも試行錯誤しながら取り組み、成果を出す力があります。
これが、私の強みです。


この流れで話せば、こんなに自然にまとまる!


✅ 完成版:自己PRスクリプト

私は「困難な状況でも、試行錯誤しながら成果を出す力」があります。

大学時代、3年間塾講師のアルバイトをしていました。

担当していた生徒は勉強嫌いで、志望校に合格できるレベルではありませんでした。

しかし、どうしても全員を合格させたいという思いで、次の3つの工夫をしました。

まず、勉強させる前に私自身を好きになってもらおうと、プライベートな話題で信頼関係を築きました。
次に、一人ひとりの学力に合わせて宿題を最適化し、無理なく続けられる環境を整えました。
さらに、家庭の学習環境を改善するために親御さんと面談し、サポートをお願いしました。

その結果、担当していた生徒5人全員が志望校に合格しました。

このように、困難な状況でも試行錯誤を重ね、結果を出す力が私の強みです。


まとめ|自己PRは「型」で作る!迷ったら逆から考えよう

自己PRは、思いつきで話すものではありません。
伝える順番と作る順番を明確にするだけで、誰でも説得力のある自己PRが作れます。


✅ 話す順番のテンプレート

  1. タイトル
  2. 前置き
  3. 課題
  4. 決意
  5. 工夫(2〜3個)
  6. 結果(数字で)
  7. タイトルの繰り返し

✅ 作るときはこの順で!

  • 結果 → 工夫 → 課題 → 決意 → タイトル

このテンプレートは自己PRだけでなく、「学生時代に頑張ったこと」や「挫折経験」など、さまざまな質問に応用できます。