就活で「やってはいけない」面接NG集7選
「就活、うまくいかない…」
最初は自信があったのに、一次面接で落ち続けていると、「自分ってダメなのかな」と落ち込んでしまう方も少なくありません。
でも、落ちる理由は**能力不足ではなく、“面接の勘違い”**であることがほとんどなんです。
今回は、実際に就活生からよく相談を受ける「面接でやっちゃダメなこと」を7つに絞って解説します。
たった一つの意識を変えるだけで、通過率が劇的に上がることもあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
① 真面目な顔で真面目な話をするのはNG?
面接は真剣勝負。だから真面目に話さなきゃいけないと思っていませんか?
それ、実は逆効果になることもあります。
面接で最も大事なのは、「何を話すか」ではなく、**「どう話すか」**なんです。
■ メラビアンの法則をご存知ですか?
人が他人の印象を判断する要素はこの3つ:
- 言語情報(話の内容)…7%
- 聴覚情報(声のトーンや話し方)…38%
- 視覚情報(表情や態度)…55%
つまり、「笑顔で話す」ことのほうが、内容よりも大事なんです。
ニコニコ話す人は、それだけで“感じのいい人”という印象になります。
もちろん、失敗談などを話すときは表情を引き締めるのも大切ですが、全体的には「笑顔で会話することが一番の武器」だと覚えておきましょう。
② 慣れない敬語で固まるのはNG
就活だからって、「普段使わないような丁寧語」を無理に使っていませんか?
実はこれも、逆に緊張感を高めてしまう原因です。
■ 面接では“先輩と話すくらいの丁寧さ”でOK
言い慣れない言葉を使うと、噛んだり、焦ったり、失敗しがちです。
大切なのは、「きちんと伝わること」。完璧な敬語よりも、自然で明るい話し方のほうが好印象です。
③ 嘘をつくのは絶対にNG
「これくらい盛らないと通らないかも…」
そう思って、つい話を盛ってしまう方もいますが、面接官にはほぼバレます。
■ 嘘は“後が怖い”
たとえ内定をもらえても、その嘘をずっと隠し通さなきゃいけない。
不安や後悔を抱えて働き続けるのは、自分自身が一番つらいはずです。
正直に、でも前向きに伝える工夫をしましょう。それが信頼につながります。
④ 詰まった・噛んだ → 焦るのはNG
話の途中で詰まったり、噛んだりするだけで「もうダメだ…」と落ち込んでいませんか?
大丈夫、面接官はそんなこと気にしていません。
■ 噛んだらチャンス!
実は、噛んだあとに**ニコッと笑って「すみません、緊張してます」**と言える人のほうが、人間らしくて魅力的に見えるんです。
緊張してるのは当たり前。噛んだら「ここで笑顔を出すチャンス!」と思いましょう。
⑤ 攻められたように感じて“防御”してしまうのはNG
「なんで中退したの?」「なんでアルバイトを続けていたの?」
こんな質問に責められているような気がして、つい言い訳っぽくなってしまう…
そんな経験、ありませんか?
■ 戦わずに“受け止める”のが正解
「おっしゃる通りです。自分でもその選択には迷いがありました。でも――」
こんなふうに一度受け止めてから説明すると、印象は大きく変わります。
「この人、素直だな」「ちゃんと自己分析できてるな」と思ってもらえるんです。
⑥ 質問はありません=興味ありません?
面接の最後に言われる「何か質問はありますか?」に対して、「特にありません」と答えていませんか?
これは意外と損している行動なんです。
■ 質問をしない=興味がないと思われるリスク
質問がない=「他の企業と同じように見てるんでしょ?」と思われてしまう可能性があります。
おすすめは、あらかじめ3つ質問を用意しておくこと。
例:
「御社で未経験からスタートするにあたり、入社前に準備しておくべきことはありますか?」
このような前向きな質問は、やる気と事前準備の姿勢をアピールできます。
⑦「困難な経験はありません」と答えるのはNG
「今まで困難って感じたことがないんですけど…」
これは正直な回答かもしれませんが、質問の意図を理解していないと受け取られてしまう可能性があります。
■ 面接官は「壁にどう向き合うか」を知りたい
仕事では困難がつきもの。大切なのは、**「そのときどう行動したか」「どう乗り越えたか」**を伝えることです。
エピソードが小さくても構いません。
「アルバイトで後輩の指導がうまくいかず悩みましたが、自分の接し方を見直すことで少しずつ関係が良くなりました」
このように、小さな経験でも学びを伝えることで、評価につながります。
まとめ|“避けるべき行動”を知るだけで、面接は変わる!
面接で落ちるのは、能力の差じゃない。
“ちょっとした勘違い”や“余計な気遣い”が原因になっていることが多いんです。
最後に、今日のポイントをもう一度まとめます。
✅ 面接でやってはいけないことリスト
- 真面目な顔で真面目な話ばかりする
- 慣れない敬語でガチガチになる
- 嘘をついてしまう
- 詰まったり噛んで焦る
- 責められたと感じて反発する
- 質問がなくて「ありません」で終える
- 「困難な経験はありません」と正直に言いすぎる
就活は、自分を良く見せる場ではなく、「等身大の自分をどう伝えるか」を考える場です。
自分を必要以上に大きく見せようとせず、誠実に、前向きに、ニコニコ話す。
それだけで、あなたの魅力はちゃんと伝わります。
笑顔と準備、そして自分らしさ。
この3つを持って、今日も一歩ずつ就活を進めていきましょう!