【保存版】やりたいことが見つからない人のための自己分析メソッド

「やりたいことがない」焦り、感じていませんか?

周りはどんどん内定をもらっているのに、自分はまだ。
そもそも「本当にやりたいこと」がわからない——。

そんな不安、ありませんか?

でも大丈夫。
やりたいことがないなら、やりたいことを探す前に「自分を知る」ことが大切です。

今回は、誰でもできる【たった3つの自己分析法】を紹介します。
焦らずに、自分の未来を選べる準備をしていきましょう。

面接を突破するだけじゃ、満足できない

性格診断ツールを使い、面接で話せるエピソードを用意する。
これも自己分析の大切な一歩です。

ただ、内定をいくつかもらった後、必ずこう思います。

「本当に自分に合う会社ってどこなんだろう?」

ここからが自己分析の本番。
納得して決めきるために、深い自己理解が必要になってきます。

自己分析ステップ①「成果を挙げた環境」を深掘る

まずは、自分が「成果を挙げた環境」と「挫折した環境」を振り返りましょう。

たとえば、中学校時代。
アメリカでのホッケー試合でMVPを取った経験。

このときの環境を詳しく思い出してみます。

  • 厳しい先生がいた
  • 仲間たちは自分よりも優秀だった
  • 怒られたくない一心で努力した
  • 自然と勝ちたい気持ちが芽生えた

ここから見えてきたのは、

  • 納得できる厳しさがある環境
  • 自分よりレベルの高い仲間がいる環境

この2つが、自分のモチベーションを引き出してくれる条件だった、ということ。

成果が出た環境を深掘ると、自然に「合う場所」が見えてきます。

自己分析ステップ②「4Pフレーム」で環境を言語化する

さらに深く自己分析するために、「4Pフレーム」を使います。

  • People(どんな人がいたか)
  • Profession(何をやっていたか)
  • Philosophy(どんな理念や風土だったか)
  • Policy(どんなルールや制度があったか)

この4つの視点から、過去の環境を洗い出してみましょう。

たとえば、サークル活動を振り返ると、

  • 上下関係が厳しくて苦手だった
  • 自由な雰囲気の方が力を発揮できた

こんな気づきが生まれます。
つまり、上下関係が堅い企業は向かない、という判断ができるわけです。

自己分析ステップ③「自己分析の終わり」を知る

でも、自己分析って「どこまでやればいいの?」って不安になりますよね。

答えはシンプルです。

面接が通るようになったら、一旦OK。

なぜなら、自分の強み・弱みをきちんと話せる土台ができたから。
そこから先は、企業ごとに合わせて話すだけです。

ただし、企業選びに関しては、納得するまで比較が必要。
だからこそ、最後は「覚悟を持って選ぶ」ことが求められます。

最後は「覚悟」で決める

企業を選ぶときは、メリット・デメリットを冷静に比較します。
そして、デメリットも知ったうえで「文句を言わない」と決める。

たとえば、

  • 上下関係が厳しい
  • 飲み会文化がある

これらを理解し、それでも「ここに入る」と決めたなら、入社後に迷いが減ります。
1年目を乗り越えるカギは、この「納得感」にあります。

迷ったまま入社すると、早期離職やキャリア迷子になるリスクが高まるので要注意。

過去を振り返り、未来を切り拓く

最後にもう一度、強く伝えたいこと。

過去の経験には、未来へのヒントが必ず隠れています。

学校生活、小さな成功体験、挫折した記憶。
どんなエピソードでも、未来をつくる材料になります。

焦らなくていい。
小さな一歩を積み重ねて、自分だけの「納得できる選択」を掴みましょう。